ちょっとしたセリフで、読後感は変わる【ティラノ部長ができるまで】
(今回とりあげるのは、38話。)
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こんにちは。
『今日も明日もしたら、もしかしたら明後日もしたら』のしたら領です。
よろしくお願いします。
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さて今回も新シリーズ、
『ティラノ部長ができるまで』
やっていきましょう。
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まず原作者である、鈴木おさむさんから原作が届きます。↓↓
🦖社内で居場所がなくなっているティラノ部長が
🦖新ためて時代の流れを感じている中
🦖久々に昔の同期、フタバ君と再会する話
ですね。
↑ここのセリフが、最後のヒキとなって幕を閉じるわけですが……しかし実は、最終的にこのセリフは変わります。
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まあとりあえず、その話は置いておいて、
届いた原作を元に、描いたネーム(設計図)が
こちら↓↓
そしてこのネームを
毎度お馴染み、
我らが編集長●佐渡島さんと、
原作者●鈴木おさむさんに送ります。
そして
貰ったフィードバックがこちら↓↓
すごい
褒められて終わった……。
(普段を知らない皆さんからすると、「これそんなに褒められてるの??」と思うかもしれませんが。リテイクなく褒められて終るのは、とても貴重なワンシーン。10回に一回有るか無いかのレアイベント。)
(しかし世に出す前のチェックポイントが編集さんの大事なお仕事の一つですからして、当たり前と言えば当たり前の構造……とは言え嬉しい🦕)
そしてセリフを最後、
「その言葉が嘘だってことに、気付かされることになる」
に変更したのち、
線画・カラーリングへと進みます。
世界の本棚は名作や傑作でいっぱいです。拙い私の作品にどれだけの意味があるのか。もしあるとするなら、それは読者さんたちによって与えられるのだと思います。たくさん作品を生み出して、意味あるものにしていきたい。助力いただけると嬉しいです。