見出し画像

ティラノ部長の営業日誌1

「ティラノ部長の電子書籍2巻と3巻」が12/5日に出ることになった。漫然としたままでは売れないであろうことを察したとある人物が、ティラノ部長にある仕事を任命する

*スピンオフ作品です


1話「売って売って売りまくれ!」


2022/11/11…いわゆる「ポッキーの日」にその会議は行われた。
議題は「どうしたらティラノ部長の電子書籍が売れるのか?」

1巻は紙書籍で発売できたティラノ部長であったが、売上がもう一押し届かず。2巻と3巻は電子書籍での発売となった。このまま流れに任せては、おそらく売上は上がらない。そう考えた担当編集と僕は、編集長の元に向かった。

「どうしたら売れるのか?」

その答えを編集長が持っている訳ではない。正解を当てに行くような質問は極力避け、僕たちは自分たちの仮説をぶつけた。
「買って欲しいという気持ちを漫画で伝える」
「作家仲間に宣伝を手伝ってもらう」
「原作者である鈴木おさむさんを巻き込む」
「ファンと触れ合う、リアルイベントを開催する」

これらの質問に対して編集長は
「発売日まで短い、SNSを徹底的にやった方がいい」
「手数は多い方がいい」
「LINEスタンプとか作っちゃえば」
「Twitter上でティラノ部長が常に弄られている状態が良い」
「祭りの状態をどうやって起こすか」
「漫画家仲間を巻き込もう」
「したら君にとって家族みたいな場所ってどこなの?」
「ファンクラブとnoteの購読者に創作過程を共有していこう」
「Twitterのフォロワー数30万にしよう」

これらの会話の結果…我々のやるべきことが決まった。

  • LINEスタンプをつくる

  • SNS上でも漫画家仲間に絡んでいく、宣伝協力をお願いする

  • ファンクラブとnote購読者に創作過程を共有し、できたら手伝ってもらう

そして、上記の宣伝に関わる様子をリアルタイムで漫画にしていく。

それが今回の「ティラノ宣伝部長の営業日記」。

ということで、12/5日の電子発売前後まで、営業日記を描いていこうと思います(フィクション混じえつつ)。

よろしくお願いします!!!!!

12/5発売。予約開始してます↓

ここから先は

0字
ここはしたら領の創作の土台。ここの活動費をベースに漫画を描き続けることができています。(いつもありがとうございます) 私は死ぬまで創作します。人間の感情を絵と言葉で捉える研究をします。購読して頂けるととても嬉しいです。

世界のどこよりも早くオリジナル連載漫画の「先読み」ができます。時々「あとがき」も書きます。創作の裏側がのぞけます。

世界中の本を集めた図書館があったとして。きっとその本棚は過去の名作や傑作でいっぱいです。その隙間のちょうど良い所に、自分の作品を差し込んでいけたら、良いなと思います。