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三日に一回、4Pまんがを投稿できる存在へ

先日、「仕事探しはスタンバイ賞」に投稿すべく、読み切りまんがを描いた。

それが、こちら↓

しかしこちらの作品、あまり〈ストーリー〉を思い通りに描けなかった。

8Pのまんがなのだが、当初設計していた物語と、違う読み味のものになってしまっていた。

当初は「決められたレールを歩いてきた主人公が、魅力的な異物と出会い。自分の生き方を選び直す物語。」を描くために、プロットを練り、ネームを描き始めたのだが…。

どうやら、周りの仲間や編集さんの反応を見るに、そういう物語にはなっていないようだった。

後日、自分で読み直してみたり、フォロワーさんの反応を見てみると。

なるほど確かに、自分が想定していた感想と、少しズレている。ということで早速、何がよろしくなかったのか、分解してみる。

まず主人公の〈キャラ設定〉が違った。

今回、僕が選択すべきだったのは、〈勇者〉でなく…例えば〈宿屋の主人〉であった。

さきほど、「決められたレールを歩いてきた主人公が、魅力的な異物と出会い。自分の生き方を選び直す物語。」と言ったが。

もっと言うと

「何となく周りに流されて来た主人公が、魅力的な異物と出会い。自分自身で選択した人生を、歩き始める物語。」がより正確な表現だった。

これは実は、大学生まで何となく生きてきた、僕自身と重ねた話で。

「〈サラリーマン〉という、どこにも存在しない総称へ向かって生きてきた大学生が。絵を描くということに取り憑かれて、まんが家を目指す物語。」と言い換えることができる。

これらを踏まえると、〈勇者〉というキャラ設定がズレていることが分かる。

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勇者は、何となく生きてきた大学生とは違うからだ。勇者は自分で道を決め、自分自身の力で歩いて来た、〈特別な人〉。

つまりどちらかと言うと、大学生のうちからアプリなどをつくり実績をこさえ、卒業とともに企業し。何やかんや波乱万丈ありながら、成功する〈若手の社長〉である。

つまり、今回僕が描いた、勇者の読み切り漫画は…

「成功を目前とした若手の社長さんが、対立関係にある社長さんに直接会いに行ったら。その人がめちゃめちゃ魅力的で、一緒に新しい仕事を始めました。」みたいな話である。

(成功者が、自分と毛色の違う成功者に影響を受け、更なるステージへ上がった話。)

つまり選ぶべき主人公は、勇者でなく。〈宿屋の主人〉とか〈村人A〉だったのだ。

例えば…

【ここは始まりの村。そこに毎日退屈そうに暮らす男がいた。〈宿屋の主人〉である。父親から店を受け継いでから、今年で3年目。特にやりたいことも得意なことも無かったため、実家の家業を継いだ〈宿屋の主人〉。そんな退屈な日々に突然、重大ニュースが飛び込んでくる。魔王を倒した勇者一行が、凱旋してきたのだ…!王様への報告もほどほどに、旅の疲れを癒すため、宿屋に泊まる勇者一行。大盤振る舞いの、大慌てで、勇者たちをもてなす宿屋の主人。…夜中になり一息つくため、外で星を眺めていると…ばったり魔法使いと出くわす。そこで見せてもらった魔法に魅せられた、宿屋の主人。自分も魔法使いになる!と言い出す。魔物がいなくなり平和になった世界で、果たして宿屋の主人は伝説の魔法使いになれるのだろうか…!?】

みたいな話の方が、自分が本来描きたかった物語に近い。

これにもっと初期の段階から気づければ良かった。そうすればもっと違う作品が出来上がっていたはずである。

しかし、ただただ後悔していてもしょうがないので、次に生かすにはどうすれば考えてみる。

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自分はずっと生きづらさを根底に感じながら過ごしていました。それは誰もが心に持っている“かいじゅう”。どの作品にも色んな“かいじゅう”が出てきます。変なヤツがココにもいるなと一息つける様な秘密基地を。

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したら領|絵本まんが

絵本まんがを創りたい。 絵本の様に寓話的で、まんがの様にエンターテインメント、世代を越えて本棚に飾られる、心に残る作品を。

その慧眼に脱帽❤️
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