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『場所から自由になる』をテーマにPR漫画を描いてみた

【持ち家 or 賃貸…どっちが得?】
そんな記事を何度か目にしたことがある。

一昔前はマイホームを手にし、マイカーに乗り、家族と過ごす。これが分かりやすい目標としてあった。しかし終身雇用は崩壊し、核家族も絶対ではなくなった現代。35年ローンを組んでひと所で一生を終えるという、高度経済成長期の神話を信じれなくなっている。

人々の価値観が揺らいでいる場所に、新しいサービスは出てくる。新しい需要に応えるように。

その一つがGoodroomさんの『ホテルパス』。ホテルの一部屋を月額で借りれるというサービスで、いわゆるサブスクだ。

このサービスを利用すれば、毎月違う場所に住める。今月は東京で、来月は北海道、再来月は九州という、遊牧民のような動きができる。「仕事はどうするの?」という疑問に対してもリモートワークが進んでいる会社であれば可能だろう。僕のような漫画家も住む場所と仕事はほとんど関係がないので、可能だ。

しかし家族の問題もある。現に僕には5歳の息子がいて、平日は毎日保育園に通っている。毎月日本全国各地を転々とすることは難しい。

けれど「来週1週間気晴らしに九州へ。」ということは可能かもしれない。息子が小学生に上がり夏休みのタイミングなら、家族で揃って行けるかもしれない。今なら実家に息子を1週間預けて、夫婦でワーケーションするのも良い。

現段階の日本の状況だと、居住をサブスクで運用する人はマイノリティだろう。しかし時代が進めば、リモートワークやリモート授業が当たり前になれば、サブスクこそがマジョリティになるかもしれない。

何より『居住から自由になる』この価値観がもっと多くの人に広まっていく。そう感じている。僕ももっと色んな場所に住んでみたい。視野を広げてみたい。自分の肌にあった場所を見つけたい。

実は小さい頃にアイルランド旅行に行き、そこで両親とキャンピングカーで1ヶ月ほど過ごしたことがある。アイルランドの空気は幼い僕にとっては新鮮だった。薄い曇り空と深緑の丘、そしてそこに転々とする羊たち。そんな光景が今も原風景として、心の底に流れている。

自分の心と日常的な風景を一致させたい、そんな欲望がある。


そんな僕の背景もある中で、今回GoodroomさんからPR漫画の依頼を頂いた。編集さんたちや、編集さんを通した企業さんとやり取りをしながら、漫画を描きました。サービスの情報を宣伝するだけでなく、企業さんのテーマまで伝えれたら嬉しい。そんな気持ちで描きました。
そんなこんなで、ここから漫画作品です。どうぞ


【ティラノ部長🦖番外編】
「ビジネスホテルに救われた話」

終わり


現在ホテルパスさんのサイトで🦕キャンペーン実地中🦕 です
申込時にクーポンコードを入力すると、初回登録料9,800円が1000円引になるみたいです 。詳細はこちら


そして今回の漫画はティラノ部長という作品のキャラクターを用いて構成してます。紙書籍も販売してますし、↓noteのマガジンでも最初の5話が読めるのでぜひ


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したら領
世界の本棚は名作や傑作でいっぱいです。拙い私の作品にどれだけの意味があるのか。もしあるとするなら、それは読者さんたちによって与えられるのだと思います。たくさん作品を生み出して、意味あるものにしていきたい。助力いただけると嬉しいです。