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旅行を終え、夢うつつ、タイムトラベル


東京3泊4日を終え、電車に揺られながら、山梨に帰ってきた。
そのまま夕方ごろに「ほうとう」を食べ、早めの夕ご飯を終える。
そして帰宅。

どうやら疲れていたのか、そのままソファーで2時間ほど寝てしまった。
そしてゆらりと目を覚ます。

するとその瞬間「ここはどこだろう?」と不思議な気持ちになった。
迷い込んできてしまったような感覚。
例えるなら、10年前の自分が現在に「タイムスリップ」してきてしまったような…そんな感じ。

目の前にはスマホゲームをしている、4歳の子供がいる
その奥には自宅用の丸眼鏡をかけ。肩に掛かるくらいの髪を揺らしながら、女性が歩いている。

「これが俺の子供…そして奥さんか…?」と不思議に思った。
10年前からこの風景にいたるまでの過程を想像できなかった。

10年前と言えば、僕は大学卒業したて、ただ漠然と欲望に任せて絵を描いていたので。
「あんな奴でも大人になるもんだ」と思った。
「そして現在の僕は絵の仕事をしているのだろうか?」と気になった。
そして同時に、10年後と言ってもそれほど文明が進んでいる訳ではないなと思った。

なぜここが10年後であると知っているのかは、分からなかった。
そして今見ているこの風景がここ一年半ほどでつくられたことも、
10年前の僕には想像できないだろう。

みんなそれぞれ本棚を持っていて、私も私の本棚を持っています。すでに名作や傑作でいっぱいの本棚に「自分の作品を差し込みたい。」それが私の挑戦です。たくさん作品を生み出して、トライしていきます。助力いただけると嬉しいです。