馬から学ぶ、人との距離感
10月末
馬と対話するため、遠路はるばる北海道・札幌へとおもむく
それは近年話題の「ホースコーチング」と呼ばれる。馬をコーチとする自己内省・行動変容のためのプログラム…を受けるため
僕は内容もよく分からないまま、所属事務所の敏腕編集さんの「北海道で蟹食えますよ」の口車にまんまと便乗し。馬と何やかんやすれば「所属事務所の経費で北海道旅行にて蟹三昧」という不純な気持ちで颯爽と飛行機に乗り込んだ
こうして「馬との対話から人間関係を一泊二日で学ぶ研修」は始まった
我々はそれを「馬合宿」と呼ぶ
今作はそのレポート漫画なり
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馬合宿で面白かったのは
・馬との触れ合い=感覚の世界
・人間同士のフィードバック=言語の世界
と分けて考え、その世界を交互に行き来することで何かを掴もうとする取り組みであるところ
それはつまり言語とは人間の歴史の中では新しい要素であり。(それも含めて人間という動物なわけだけれど)人間は人間である前に「動物」であるということを改めて意識したプログラムが「ホースコーチング」だったのであると
例えば、普段の人との会話の中にもそれはあって
緊張は言わずとも伝わるとか。それは相手の瞬きの回数が増えたことを無意識に判断しているから分かるのであるとか。そういったことをもっと敏感にしたのが馬との対話
なんせ言葉が伝わらないわけだから
気迫や心の機微で馬は動く、言葉では動かない。「ホースコーチング」ご興味ある方はぜひ
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そしてここからは
したら領のnoteマガジン「まんが創作基地」を
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〈近況報告〉
ついさっきまで金沢にいました
今この文章は新幹線「はくたか」東京行きからお送りしております
それでいうと最近続け様に旅をしている
旅は良いですね。
見慣れない場所に行き。見慣れない部屋で寝て。見慣れないものを食べる。疲れますが。脳がずっと飽きていない感覚があります
僕は散歩が好きなのですが。旅は散歩の延長線上にあるように思います
普段は家にいる時は当たり前ですが、近所を歩く。リラックスはしますが。そんなにルートのレバートリーもないのでそのうち飽きる
なのでもっと遠くに行きたくなる。
遠くに行ってもやりたいことはそんなに変わらなくて。例えば…旅先でフラっと歩いて自分の居場所を見つけるのが好き
旅館で自分の落ち着ける椅子を見つけるのが好き
夜に一人きりの銭湯に入るのが好き
僕にとっては豪華な散歩、それが旅行
子供がいるとそれもままならなかったりするわけですが。そのうち良いバランスを見つけれたら良いな。まあ子供は子供で新しい発見をくれたりしますし。偶発性が増えて面白くはありますが。
子供と言えば話が戻りますが…子供も「馬」的だなと思いました
子供に言葉は半分も通じない。子供の心を掴むには表情や仕草、内なる感覚が大事だと感じます。そしてそれをうまく扱えていない自分を目の当たりにします。育てているのは自分なのか子供なのか…まさに写し鏡
子供といると色んなことを考えますね
では
何となく金沢旅行の写真を貼りまくって締めます
また次回!さようなら〜