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マンガの原案③(鈴木おさむさん)

『ティラノ部長』はおさむさんから頂いた「原案脚本」をもとに、僕がマンガに起こした作品です。

中年サラリーマン・ティラノの「ジェネレーションギャップを趣深く眺める漫画」です。おさむさんの脚本はいつも簡潔で感情がスッと入ってきます。

テキストからマンガに至る過程を見れるのは、刺激的かつ貴重なのでは。

「自分だったらこのシーンはこうやって絵にするな」などと考えながら読んでも楽しいかもしれません。
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会社。

プテラ「ティラノ部長、明日の会議、ZOOMのリモートでいいですよね?」

ティラ「オッケー」


NA 「実は人生、初リモーート!!」


調べるティラノ。

NA 「それからZOOMを必死に調べた!!」


ティラノNA 「なぜだ!なぜあの時・・・・」

ティラ「ごめん、私、ZOOM初めてなんだ。教えてくれない?」

NA 「そう言えなかったんだ」


デロリアンに乗って、あの瞬間に戻りたい


家でのティラノ

NA 「でも大丈夫だ!私はじゅうぶん勉強した」

ティ 「私は出来る!!出来るんだーーーーー!!」


NA「そして本番!!」

ティ「いよいよ始まる時間だ!!」

家のパソコンでZOOMの画面を開く。


ティ「ここを押して!!カメラをONだ!!」


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ティラノ、自分の画像が出て会社のメンバーとZOOMに。

心の声「よーし、映ったぞーーーー!


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心の声「ここまで来ればもう大丈夫!!だけど、ここで喜んだ顔をしてはダメだ!!」


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心の声「出来た!俺は出来たんだ!!」


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プテラ「それではティラノ部長、新しい案件の説明を!」


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プテラノパソコンにうつるティラノ。

ティラノ、一生懸命喋るが。


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NA 「ティラノ部長は気づいてない・・・・」

喋るティラノ


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NA 「ミュートのまま一生懸命喋っていることに・・・・」

喋るティラノ。

画面にミュートマーク。

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みんなそれぞれ本棚を持っていて、私も私の本棚を持っています。すでに名作や傑作でいっぱいの本棚に「自分の作品を差し込みたい。」それが私の挑戦です。たくさん作品を生み出して、トライしていきます。助力いただけると嬉しいです。