マンガの原案③(鈴木おさむさん)
『ティラノ部長』はおさむさんから頂いた「原案脚本」をもとに、僕がマンガに起こした作品です。
中年サラリーマン・ティラノの「ジェネレーションギャップを趣深く眺める漫画」です。おさむさんの脚本はいつも簡潔で感情がスッと入ってきます。
テキストからマンガに至る過程を見れるのは、刺激的かつ貴重なのでは。
「自分だったらこのシーンはこうやって絵にするな」などと考えながら読んでも楽しいかもしれません。
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1
会社。
プテラ「ティラノ部長、明日の会議、ZOOMのリモートでいいですよね?」
ティラ「オッケー」
2
NA 「実は人生、初リモーート!!」
3
調べるティラノ。
NA 「それからZOOMを必死に調べた!!」
4
ティラノNA 「なぜだ!なぜあの時・・・・」
ティラ「ごめん、私、ZOOM初めてなんだ。教えてくれない?」
NA 「そう言えなかったんだ」
5
デロリアンに乗って、あの瞬間に戻りたい
6
家でのティラノ
NA 「でも大丈夫だ!私はじゅうぶん勉強した」
7
ティ 「私は出来る!!出来るんだーーーーー!!」
8
NA「そして本番!!」
ティ「いよいよ始まる時間だ!!」
家のパソコンでZOOMの画面を開く。
9
ティ「ここを押して!!カメラをONだ!!」
10
ティラノ、自分の画像が出て会社のメンバーとZOOMに。
心の声「よーし、映ったぞーーーー!
11
心の声「ここまで来ればもう大丈夫!!だけど、ここで喜んだ顔をしてはダメだ!!」
12
心の声「出来た!俺は出来たんだ!!」
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プテラ「それではティラノ部長、新しい案件の説明を!」
14
プテラノパソコンにうつるティラノ。
ティラノ、一生懸命喋るが。
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NA 「ティラノ部長は気づいてない・・・・」
喋るティラノ
16
NA 「ミュートのまま一生懸命喋っていることに・・・・」
喋るティラノ。
画面にミュートマーク。
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みんなそれぞれ本棚を持っていて、私も私の本棚を持っています。すでに名作や傑作でいっぱいの本棚に「自分の作品を差し込みたい。」それが私の挑戦です。たくさん作品を生み出して、トライしていきます。助力いただけると嬉しいです。