本編に描かれないオオカミの日常を
【複製原画】
「日常」
荒野に独りオオカミは立っていました。
地平線はどこまでも平坦で、乾いた風は毛先をさらさらと揺らします。朝焼けと夕焼けはゆっくりと顔をだし、何も言わずに去っていきます。オオカミは美しい思い出と喪失感に照らされながら、それを噛みしめます。
その孤独が彼の日常でした。
ハチと出会う前、白いオオカミがいなくなった後。本編では描かれないコマとコマの間の、オオカミの日常をおさめました。
オオカミが朽ちてしまわない様に、あなたが太陽になってオオカミの日常を見守ってくれたら、嬉しいです。
受注生産でご注文から2ヶ月ほどでお届け。
直筆サイン&7月中にご予約の方にはお名前も入れさせていただきます。
【ポストカード】
<箔押しポストカード 壁紙セット>
(全5種類 オリジナル封筒入り)
以前つくった壁紙を、ポストカードにしました。箔押しがキラキラで封筒はスケスケです。
少ししっとりとした紙質に、箔押しをした特別仕様です。切手を貼るところのシルエットアイコンまで描き下ろし。トレーシングペーパーに箔押しをしたオリジナル封筒に5枚のカードを入れてお届けします。
<箔押しポストカード 描き下ろしセット>
全5種類 オリジナル封筒入り
こちらの5枚を新規に描き下ろしました。こちらもイラストの一部が箔押しです。
少ししっとりとした紙質に、箔押しをした特別仕様です。切手を貼るところのシルエットアイコンまで描き下ろし。トレーシングペーパーに箔押しをしたオリジナル封筒に5枚のカードを入れてお届けします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。ひとり動けなかったはずのオオカミが、こんな風に広がって、皆さんの日常の中に居場所を見つけていくのがとても嬉しいです。
荒野の世界にだんだんと花が咲くように、僕も現実世界と関わっていけたらと思います。
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世界の本棚は名作や傑作でいっぱいです。拙い私の作品にどれだけの意味があるのか。もしあるとするなら、それは読者さんたちによって与えられるのだと思います。たくさん作品を生み出して、意味あるものにしていきたい。助力いただけると嬉しいです。